2025年2月21日夕方頃 東京都霞が関財務省前で約1000人規模の「財務省解体」を訴えるデモがおきた。当日現場には警察官も駆けつけ交通整備を行ったが、幸い大きなトラブル等にはならなかった。財務省デモは主にSNSを通して呼びかけられた。参加層は非常に幅広く、学生から高齢者まで様々な年代の方々が参加していた。
なぜ起きた?財務省解体デモが起きた理由
財務省でもはなぜ起きたのか?その理由は物価高や増税に対する生活苦による不満に関する意見が多くみられたとのこと。主な理由を下記にまとめてみた。
- 増税政策に対する不安・不満
- 物価高騰における家計の圧迫
- 所得税や社会保険料負担の増加
- 経済政策は日本の経済成長の妨げになっている
今日の政策により生活が厳しい状況も相まってこれだけの人数が集まったと考えられる。多くの人は「X」や「YouTube」より情報を聞きつけデモ活動を知り当日デモに参加したとの声が多かった。
人気YouTuber”ヒカル氏”も苦言を提言
YouTube登録者491万人(2/24現在)を誇る人気YouTuberヒカル氏が自身のチャンネルを通じて動画を配信し財務省デモについて提言を行った。
意味のある発信をしていきたい。動画の内容は「令和の虎」で有名な林氏とともに撮影されている。メディアが報道していないことに苦言を述べてつつ、デモの内容について発信しており、多くの人にデモが起きている状況を伝えていきたいという趣旨で投稿されていた。
なぜメディアは財務省デモを報道しないのか?
それではなぜ、テレビなどのメディアは財務省デモについて報道しないのか。筆者なりの考えを述べていく。
- スポンサー企業問題
- 財務省への影響への配慮
- 大手メディアが報じることによるデモ活動の促進の防止
大きな理由として考えられるのはスポンサー企業や財務省への配慮の結果であると思われる。デモを報じることにより特に大手メディアであるテレビ局は財務省との関係が非常に密接であり、本案件を取り扱うことにより財務省にさらに影響が広がってしまうことを配慮したと思われる。また、報道することにより多くの人に「財務省デモ」が認知されてしまい、激化することを懸念したためではないかとも思える。何にせよこれだけ世間に注目されているニュースであるため、何かしら理由で取り上げていないことは明白である。
SNSがこれだけ発達した時代であればTVや新聞などのメディアが報じなかったとしてもSNSを通じで活動は激化していくことも考えられる。本案件もXで18万件以上の投稿により一時トレンド入りもはたしている。そのような中、今後少子高齢化によりさらに社会保険料等の値上げは十分に考えられる。我々の生活はどのように変化していくのか政府の政策に目が離せない。
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