新社会人になって仕事を始めていく中で将来的にキャリアアップ等を狙いたい方もいるのではないでしょうか。その為には常に自己啓発をすることがキャリアアップへの近道への第1歩です。
【自己啓発】といっても様々な種類がありますが、今回は「資格」というジャンルに絞って紹介していきたいと思います。何かを勉強し続けてそれを継続していく力は社会人には非常に大切なものになります。
今回はあくまで新社会人が勉強を始めるという難易度で選定しています。その為、難易度の高い資格や非常に専門性の高い資格は除外しています。
おすすめ資格ランキング3選
- FP(ファイナンシャル・プランナー)
- 日商簿記
- ITパスポート/基本情報技術者試験
第1位 FP ファイナンシャル・プランナー
第1位はFPという資格です。FPは簡単にいうとお金の知識を学ぶことのできる資格になります。内容としては保険/年金/投資/不動産/相続など今後皆さんが人生を歩んでいくにあたって必要なお金に関する知識全般を身に着けることができます。新社会人のみなさんにとってほしいおすすめの資格になります。3級であれば試験率も高く自己啓発を始めるには良い難易度になっていると思います。試験は「学科」と「実技」の2科目になっています。「実技」といっても2級/3級では実際に対人形式で何かをするわけではなく、通常のペーパー試験なのでそこまで身構えることはありません。1級では面接形式の実技があるみたいですね。
FP試験合格率/勉強時間目安
FPの試験の難易度は比較的易しい難易度といえるでしょう。試験を受験する年度によって多少差はありますが、大体下記の合格率になると思います。
試験内容 | 合格率 | 勉強時間 | 受験資格 |
FP3級 | 約80%程度 | 150時間程度 | 特になし |
FP2級 | 約40%程度 | 300時間程度 | ※FP3級合格/AFP認定/実務経験のいずれか |
FP1級 | 約10%程度 | 600時間程度 | ※FP2級合格+実務経験 |
FP試験を受験できる団体は【日本FP協会】と【一般社団法人 金融財政事情研究会】2つあります。どちらの団体で受験も大きな差はないですが試験内容等をみてご自身にあう団体で受験することをおすすめします。 筆者は【日本FP協会】で受験しました。
第2位 日商簿記
第2位は日商簿記という資格です。この資格は会計系の職業で重宝されるほか、企業の経営成績や財務状態を把握することができ、企業を経営・管理していくうえで重要なビジネススキルになります。企業とは継続的に安定的な収益を得て活動していかなければならない為、経営的なビジョンを20代のうちから学んで仕事にいかしていくことが出来ればキャリアアップなどにも非常につながりやすくなります。ネット形式の試験もあるので受験しやすくおすすめ資格です。
日商簿記合格率/勉強時間目安
日商簿記は受験資格等が必要なく受験しやすい資格となっています。また、企業には経理作業等が必ず必要になります。その為非常に転職活動等にも有利になってきます。まずは3級でトライしてみて2級を目安に勉強するとよいでしょう。
試験内容 | 合格率 | 勉強時間 | 受験資格 |
日商簿記3級 | 約40%程度 | 100時間程度 | 特になし |
日商簿記2級 | 約20%程度 | 350時間程度 | 特になし |
日商簿記1級 | 約10%程度 | 1500時間程度 | 特になし |
日商簿記は教科書を読むだけでなく実際に自身で練習問題を繰り返し解くことが合格への近道になります。頑張りましょう!
第3位 ITパスポート/基本情報技術者試験
第3位はITパスポート/基本情報技術者試験という資格です。ITパスポートはこれから社会人生活を始める皆様が勉強しておくとよいITの知識を学ぶことが出来ます。ITの幅広い知識を身に着けることができ、業務を行うにあたってのシステムやネットワークの扱い方/注意点を把握することができます。基本情報技術者試験はITパスポートの上位資格でありIT業界に勤務する人の基礎的な知識やスキルを身に着けることができます。またIT関連の上位資格への足掛かりになるため、是非20代のうちにチャレンジしてみてください。どちらの資格も国家試験であるため認知度が高くおすすめです。
ITパスポート・基本情報技術者試験合格率/勉強時間目安
IT関連の知識が全くない人はITパスポートからIT業界に就職する人は基本情報技術者試験を目標にチャレンジしてみましょう。
試験内容 | 合格率 | 勉強時間 | 受験資格 |
ITパスポート | 約50%程度 | 150時間程度 | 特になし |
基本情報技術者試験 | 約40%程度 | 200時間程度 | 特になし |
応用情報技術者試験 | 約20%程度 | 500時間程度 | 特になし |
企業によっては報奨金や給与アップをしてくれるところも多いのではないでしょうか。是非これを機にチャレンジしてみてください!!
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